花粉症対策とストレスの関係

花粉症の対策としてはずせないのが、ストレスへの対策です。
花粉症の対策として見落とされがちですが、ストレスによって体の調子が落ちると、花粉症の症状が急激に悪化します。
ストレスを原因とした病気はたくさんありますが、花粉症も例外ではありません。
体験談として、目への花粉症の症状があまり表れなかった自分が、産後の睡眠不足が重なり体調が悪くなったときのことです。
もう、目のかゆみがひどくて目が開けられない上に、涙がとまらないといった症状が2日ほど続きました。
体調もよくない上に花粉症の症状が重なり、寝込んでしまいました。
1日ほど過ぎたでしょうか。体の調子がよくなり始めたのとあわせるように、花粉症の症状が目のかゆみがほとんどないぐらいよくなりました。
花粉症は、本来人間には害のない花粉という抗原に免疫細胞が過剰に反応することで起きます。
ストレスは、花粉のような抗原と似たような働きをするそうです。このため、ストレスを感じると、花粉症のように免疫細胞が過剰に反応します。
そして、アレルギー症状を引き起こす物質であるヒスタミンなどを放出しやすくなります。
花粉症は30代から50代の人々が特に多いそうです。
この世代の人たちは、仕事や育児などでもっともストレスを抱えている世代ともいえます。
注目する点は、花粉症は、働き盛りである免疫力も体力もある世代に多く、反対に体力も免疫力の低い高齢者には少ない傾向があるようです。
これより、すでに言われていることですが、昔ながらの食生活、生活習慣、ストレスが少ない生活が花粉症対策として有効であるのが分かります。
ストレスを解消するといってもなかなか難しいですが、自分の好きなことを心置きなくする時間をつくったり、体を動かしたりするのも有効な方法です。
また、「笑い療法」というのがあり、思いっきり笑うことでがんをはじめとする難しい病気にも効果があることが報告されています。
女性なら、ゆったり香りを楽しむアロマテラピーで芳香浴を試したり、気分がリラックスできる場所でハーブティーを楽しむなども、ストレスには有効な方法です。
忘れてならないのは、ストレスをためないように、十分な睡眠時間を確保することです。
自律神経は、日中と睡眠中で2つの自律神経がバランスをとるようになっています。睡眠時間が不足するとすぐにこのバランスが崩れてしまい、花粉症の原因にもなります。
自律神経のバランスを保つには、夜0時前にはぐっすり眠れるように心がけます。

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