花粉症対策に注目のハーブ

ハーブとは、自然療法に取り入れられているものの1つであり、世界中で多くの人に信頼されており、また生活に取り入れられてきました。
似たものにアロマセラピーがありますが、これは植物の芳香成分だけどを抽出することでできた精油を活用します。
それに対してハーブを用いるハーブ療法は、ハーブの花や葉をはじめとした部位全体をそのまま活用します。ハーブは、ハーブ療法として用いられるだけではなく、化粧品の原料や、料理のスパイスとしても愛されてきました。
カレー料理や西洋料理、インド料理などが身近で分かりやすいですね。
欧米では、花粉症ではなく、アレルギー性の症状を緩和することができるとして、ハーブが昔から取り入れられてきました。
日本でも、花粉症で苦しむ人が増えるにしたがって、花粉症と同じアレルギー性の症状を緩和することができるというハーブの力が注目されています。
花粉症の主なアレルギー症状の1つである、鼻水などの鼻に表れる症状を緩和するハーブには、エルダーフラワーとネトルがあります。
エルダーフラワーは花粉症などのアレルギー症状を緩和し、気持ちを安定させて眠りを促す効果があります。
ネトルは、ビタミンやミネラル、カリウムが豊富に含まれていて、アレルギー体質を改善するに役立ちます。
これらのハーブ以外にも、花粉症の症状を緩和するとして、エキナセア、ユーカリ、ペパーミント、シソ、ヨモギなどがあります。
ハーブにはそれぞれに特性があるので、自分の症状にあわせたハーブを選びます。
花粉症対策としてハーブを摂取する手軽な方法に、ハーブティーとして飲む方法があります。
ドライハーブに熱湯を注ぎ、15分前後ふたをして抽出すればできあがります。
このハーブティーには精油成分が多く含まれているため、その成分が逃げないようにふたをすることを忘れないでください。
また、1度に大量に飲むのではなく、1日3回程度を目安に定期的に飲むのがよいでしょう。
ハーブティーを楽しむためには、少し冷ました状態で、ハーブの香りを楽しみながらリラックスして飲むことをお勧めします。
また、ハーブの成分を抽出して作られたサプリメントもあり、手軽に有効成分をとることができるとして人気があります。
ハーブを使った花粉症対策は、安全に行うことで副作用の心配はなく、自然の恵みを活かした安心できる方法として、自分や家族へのケアに利用したいものです。

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